「不動産クラウドファンディングの利回りってどのくらいなの?」
「不動産クラウドファンディングと他の投資商品の利回りについて知りたい」
「不動産クラウドファンディングの利回りがよければ、はじめてみようかな」
「不動産クラウドファンディングの利回りが、他の投資商品と比べてどのくらいなの?」
そんな疑問を感じている方もいるかも知れません。
じつは、不動産クラウドファンディングの利回りは他の投資と比べてみても高い傾向にあります。
この記事では、不動産クラウドファンディングの利回りについて解説しています。
投資では利回りが重要です。
利回りが高ければその分収益も増えますからね。
本記事では、下記の内容を解説します。
■不動産クラウドファンディングの利回り
■不動産投資型クラウドファンディングの仕組みとメリット
■不動産クラウドファンディングと他の投資との利回りを比較
目次
不動産クラウドファンディングの利回り
ここでは、不動産クラウドファンディングの利回りについてみていきます。
想定利回りとは?
不動産クラウドファンディングで表示されている利回りは「想定」がついています。
想定利回りは、年利で計算され、予定配当額をもとにした、利回りとなっています。
「想定」とあるように、あくまでも募集時点での予想の利回りになります。
実際の手取り額が下がる?
不動産クラウドファンディングに限らず、株式も含め換金時には税金がかかります。
不動産クラウドファンディングは、運用の利益から源泉徴収税20.42%が控除されるため、計算した利益より若干少なめの利益になります。
たとえば、運用期間1年で利回り6%のプロジェクトに100万円出資した場合、利益は6万円になります。
ですが、ここから、20.42%が源泉徴収されるため、実際の手取り額は、47,748円になります。(6万円-6万円×20.42%)
※分配金は運用会社が源泉徴収を済ませた後、振り込まれます。
※不動産クラウドファンディングの分配金は雑所得になるため、他の雑所得と合わせて年間20万円を超えると、確定申告が必要になります。
想定利回りどおりにいかないこともある
想定利回りとは、あくまでも想定であるということに注意しましょう。
というのは、運用がうまく行けば想定利回り以上の利回りになることもあれば、運用がうまくいかなければ、想定利回りを下回ることもあるからです。
ただ、どのファンドも、「最低これくらいの利回りは確保できるだろう」という利回りを提示する為、想定利回りを下回るケースは少ないです。
不動産投資型クラウドファンディングにおける利回りはどのくらい?
不動産クラウドファンディングの平均的な利回りは、6〜8%といわれています。
もちろん平均的な利回りになるので、運用次第ではもっと高い利回りになることもあります。
不動産クラウドファンディングの仕組みやメリットは?
では、不動産クラウドファンディングはどんな仕組みなのか、またそのメリットはなんなのかについてみていきましょう。
不動産クラウドファンディングの仕組み
不動産クラウドファンディングとは、運用会社(不動産会社)がインターネットを通じて広く出資者を募り、集めた資金で不動産の購入や運用をしていきます。
そこででた利益を出資者に還元する仕組みになっています。
不動産クラウドファンディングの仕組みについては下記の動画でも解説していますので、チェックしてみてください。
不動産クラウドファンディングをはじめるメリット
不動産クラウドファンディングにはどんなメリットあるにかについてみていきましょう。
不動産クラウドファンディングには主に下記のようなメリットがあります。
・少額からはじめられる
・手間がかからない
・リスクが低い
不動産クラウドファンディングは最低1万円からはじめることができ、他の投資と比べて、少額からはじめることができます。
また、手続きもすべてインターネットで完結できるため、煩わしい書類関係も必要ありません。
株式などだと、単元株100株からしか購入できないことがおおく、1株1000円だとすると、10万円出資しないと購入できません。
株価が下落するとその分損失も大きくなるため、株で損したなんて話をよくききます。
不動産クラウドファンディングには優先劣後方式というものが採用されています。
これは、損失が出たとしても、運用会社の出資分から優先的に損失の補填がはいるため、一般の出資者の損失は抑えられるというものです。
他の投資商品と比べても、損失のリスクは低いという特徴があります。
他の投資との利回りを比較
では、そんな不動産クラウドファンディングとほかの投資との利回りを比較してみましょう。
預貯金
預貯金は投資とは違い、限りなくリスクが低いのが特徴です。
ただ、大手銀行でも利回りは0.001%と低く、資産運用には向いていません。
利回りが0.001%で100万円を10年間預けても、100円にしかなりません(100万円×0.001%×10年)。
インフレによる物価上昇の中で10年かけて100円増えても、出ていくお金が多く資産運用には向きませんよね。
株式投資
株式投資は株式を購入して、値上がったタイミングで売却するというものです。
東証プライムの平均利回り(加重平均利回り)は、2.34%(2023年2月)です。
参照:https://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/misc/03.html
ただ、株式は毎日のように取引が行われているため、売買のタイミングさえ間違わなければ大きく利益に貢献できます。
逆に大きく値下がると、大きな損失になるリスクも有ることを忘れてはいけません。
ソーシャルレンディング
ソーシャルレンディングはクラウドファンディングの一つではありますが、こちらは集めた資金を企業に貸し出すというものです。
ソーシャルレンディングの想定利回りは3~8%が多いといわれています。
注意点として、貸し出した企業が倒産してしまうというリスクがあります。
現物不動産投資
現物不動産投資は、実際に不動産を購入してオーナーになることです。
平均的な利回りは5~10%程度といわれています。
ただし、表面利回りになるため、実際にかかる費用を考慮すると、実質利回りは低くなります。
現物不動産投資をはじめる方のほとんどが、金融機関からの融資を利用するため、審査に通らなかったり、自己資金が必要だったりと、煩わしい面もあります。
J-REIT
J-REITとは不動産投資信託のことを指します。
不動産クラウドファンディングとの違いは、出資者が物件を選べられないところです。
不動産クラウドファンディングは出資者が物件を選ぶことができますが、J-REITは選ぶことができません。
月刊REIT(リート)レポート(2023年2月版)によると、予想年間分配金利回りは4.19%となっています。
まとめ
不動産クラウドファンディングは、現物不動産投資のようにレバレッジをかけることはできませんが、少ない資金でリスクを取りたくない方にオススメの投資方法です。
トラストでは、誰でも少額からはじめることができるよう、「投活-トウカツ-」を立ち上げました。
不動産投資は、「富裕層だけがやるもの」、「リスクが大きい」と感じている方でも、不動産投資を身近なものに感じていただければ幸いです。
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