不動産クラウドファンディングの抽選に【当選するコツ】先着との比較も解説!

近年、不動産クラウドファンディングは多くの人が利用する投資手法の一つになっていますが、「不動産クラファンに投資したいのに投資できない!」という方は少なくありません。

というのも “応募しても抽選に外れた”、または“募集金額の上限に達して締め切られていた”といったことが起こりえるからです。
それも、不動産クラウドファンディングに慣れている人にとっては、もはや当たり前のように、頻繁に「当選できない」ということが起こります。

「確かに確率が低いのはわかるけど、少しでも当選数を増やしたい!」そんな方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、不動産クラウドファンディングの抽選に当たらなくて困っている方に、当選確率を上げるためのおすすめの方法をお伝えします。

この記事が向いている人
✓ 不動産クラウドファンディングでなかなか当たらない人
✓ 不動産クラウドファンディングでもっと当選したい人
✓ 抽選式と先着式の違いを知りたい人

 

1.不動産クラウドファンディングの抽選式と先着式

不動産クラウドファンディングの投資物件の募集方法には2種類、先着式と抽選式があります。当選のコツを知る前に、この先着式と抽選式それぞれの特徴について振り返ってみましょう。

① 抽選式とは

抽選で当選したら投資ができる方式です。
一定期間、投資物件の申込受付があり、申込期間が終わった後に抽選が実施されます。そこで当選した投資家だけが物件に投資できるようになっています。

人気が高い投資物件は応募が多く、当選率が低くなります。
倍率が数十倍になる投資物件もあり、そういった人気物件ばかりに申し込んでいると、なかなか当たらずに投資できないということがよくあります。

② 先着式とは

先着順で投資ができる方式です。
物件の募集金額の上限に達するまで、投資家を先着順に受け付けるようになっています。募集金額の上限に達した時点で、募集が締め切られます。

先着式は言わば、「金額の上限に達するまで早い者勝ち」で募集を行います。

投資物件の募集開始日時が決められていて、そのタイミングで一斉に受付がスタートします。受付開始から数分で(場合によっては数十秒で!)受付終了になるケースもあり、先着式の募集がスタートすると投資家同士のクリック合戦になりがちです。

そのため、抽選と同じように、投資したくても投資できないということが起こります。

※正確にはキャンセル待ちとなり、キャンセルが出ない限り投資ができない状態になってしまいます

2.抽選式で当選するコツ

ここまで読んで、不動産クラウドファンディングで投資できない理由がわかってきたと思います。ここからは本題の当選のコツをお伝えします!

最初にお伝えしておくと「絶対に当てることができる裏技」はありません。
ただ、時間や労力をかければ、不動産クラウドファンディングで当たる確率を高めることができます。
まずは抽選式におけるコツをご紹介します。

抽選式で当選するコツ 不動産クラウドファンディングで

① 複数サイト登録しておく

当選確率を上げるには、利用する不動産クラウドファンディングのサイトを1つや2つに絞るのではなく、多くのサイトに登録しておくことが重要です。

少ない登録数だけで投資ができればよいのですが、確率的に一定数は抽選に外れてしまうので、投資効率が悪くなってしまいます。
目安として10程度のサイトに登録しておくことで、当選確率は上がり機会損失リスクを減らすことができます。

不動産クラウドファンディングは、登録、口座の開設、口座の維持だけでは、一切お金がかからないため、多くのサイトで登録をしておくことは、当選確率を上げるためのよい準備となるでしょう。

②こまめにチェックして応募忘れを防ぐ

投資しようと決めていたにもかかわらず、募集期間にすっかり忘れていたことはありませんか?もしくは、募集があったことさえも知らず、気づいたら応募が終了していたこと。

「当選以前に、申込さえできなかった!」ということがないように、不動産クラウドファンディング各サイトの募集情報をこまめにチェックする習慣を持ちましょう。

基本的には不動産クラウドファンディングサイトに登録しておくと、投資物件の募集前になると、各サイトから募集の予告メールが送られてきます。
もしくは、不動産クラウドファンディングサイトのX(旧Twitter)などのSNSアカウントでも発信されているので、フォローしておくのもよいでしょう。
例)不動産クラウドファンディング『投活(トウカツ)』公式Xアカウント

不動産クラウドファンディングサイトからの告知をチェックしたら、カレンダーや手帳、タスクリストなどに必ずメモすることで、申し込み忘れを防ぐことができます。
そのようにして、確実に抽選に参加することで、当選確率は上がっていきます。

③ 金額が大きい投資案件を狙う

ここまで「数」をコントロールして当選率を高める方法を紹介しましたが、ここからは「質」、つまり、当選率が高くなる投資物件選びのコツをお伝えします。

まず金額が大きい投資物件を選ぶことです。

例えば、募集金額が500万円しかないファンドでは、5,000万円の投資が集まってしまうと倍率は10倍であり、10人に1人しか当たりません。
しかし、募集金額がもっと大きい5,000万円であれば、同じ5,000万円の資金が集まったとしても抽選倍率は1倍なので、応募した人全員が投資することができます。

このように募集金額の大きな投資物件を狙うことで、抽選倍率が下がり、当選率を高めることができます。

④ 抽選倍率が低いサービスを狙う

上記で狙うのは、金額が大きいことで抽選倍率が低くなる投資物件でしたが、もともと抽選倍率が低い不動産クラウドファンディングサイトを見つけて申し込むのも手です。

基本的に過去の案件一覧がどの不動産クラウドファンディングサイトにも掲載されていますが、その中で案件を確認するとそれぞれに応募率=抽選倍率が表示されています。

知名度の高い人気サイトでは募集金額にかかわらず倍率が高くなりますが、不動産クラウドファンディングのサイトの中には、抽選倍率が平均的に低いサイトや、開始して間もないので知名度が低いサイトもあり、そういったサイトが狙い目です。

具体的には、抽選倍率1.0〜2.0倍が平均的なサイトがよいと言われています。

3.先着式で当選するコツ

次に先着式の場合の、当選するコツをご紹介します。

⓪ 前提は抽選式のコツと同じ

複数サービスを登録して、こまめにチェックして、倍率の低い案件を狙って、できるだけ多く申し込む、といったように、全体としては抽選式と同じことをやるとよいでしょう。

その上で、先着式で求められるものは「スピード」です。
「クリック合戦」という話をしましたが、誰よりも速く申し込むというスピードを競うゲームのようになっています。

そのスピードを上げるためのコツというのが、以下の4つです。細かいテクニックですが、数秒を争う先着式においては、これらを抑えることでグッと当選の確率が上がっていくでしょう。

先着式で当選するコツ 不動産クラウドファンディングで

① 審査を終えておく

不動産クラウドファンディングはサイトに出資のために登録しますが見落としやすいのは登録後に2~3日の審査があることです。審査に通って初めて物件に投資ができるようになります。

審査に通っていないことに直前で気づいたとしても、審査に数時間で通れるサイトもあれば、もっとかかることもあります。また、平日夜や土日など運営会社の営業時間外だと対応していないことがほとんどです。
さらに、例えば入力した住所を1文字間違えただけでも、提出した本人確認書類と異なるので、修正して再申請しないといけない、ということも起こって追加で数日必要になる可能性もありえるのです。

なので、余裕を持って審査を終えておけるように申請をしておくのがおすすめです

審査の流れとしては、サイトに登録したあと、まずは、氏名や住所など本人に関する情報や、投資用口座として使用する金融機関の口座情報の入力と、本人確認のための運転免許証やマイナンバーカードの提出が必要です。
その後、運営会社で審査が行われます。入力した情報に不備がなく、審査条件に引っかかる点がなければ、審査に通過し、投資ができるようになります。

② 操作環境を整えておく

応募そのものの前に、応募するための環境を整えておきましょう。

スマホではなく、パソコンを使う

パソコンを使う理由は「処理能力が高いこと」「操作性がよいこと」「入力しやすいこと」です。

使用していないアプリをオフにする

使っていないアプリはすべて停止させましょう。というのも、少しでも通信や処理能力の負担を軽くして、パソコンの操作スピードを上げるためです。

投資金額をコピーしておく

投資する金額を予め決めておき、その金額をコピーしておきましょう。
これは入力の時間を少しでも短縮するためです。入力する際にパソコンなら、数字を1つ1つポチポチとキーボードを打つよりも、「ctr+v」で済むので、圧倒的に速くなります。

例えば、金額が
万円単位であれば、10万円の場合は「10」をコピー
円単位での入力であれば、10万円の場合は「100000」をコピー

単位は不動産クラウドファンディングのサイトによって異なってくるので、可能であれば予め単位を確かめておけると入力ミスがなくなります。

③ シミュレーションをしておく

サイトで投資する操作をシミュレーションしておくことは、直前に1度はやっておきたいことです。
「あれ、ここどうするんだっけ?」と迷っていると、他の人に先を越されてしまうので、迷わないようにシミュレーションをしておくことで、募集開始と同時にスムーズに操作ができます。

ただ、操作方法はサイトごとに変わるので、事前に操作の流れは確認しておきましょう。
そこで練習として、そのサイトの、別の投資物件をやっておくのがオススメです。手間がかかりますが、操作画面をスクリーンショットをしておき、ステップや入力場所を保存しておけるとベストです。

④ 開始と同時に応募できるようにする

募集開始の遅くとも5分前には、応募する物件のページを開き、スタンバイ状態に入りましょう。

基本的にどのサイトも、募集開始前は応募ボタンが押せないのですが、開始後は応募ボタンが押せるようになります
ただ、ページを開いたままにしていれば自動でボタンが切り替わるわけではなく、始まったらページを更新する必要があります。

また、更新するのも、パソコンの内臓時計が遅れているということがありえるので、開始時間ピッタリにページを更新するのではなく、数秒前くらいから何度も更新するのがいいでしょう。

4.できることをやって当選率を上げよう

今回は不動産クラウドファンディングの当選率を上げるコツについて解説しました。

お伝えしたように、残念ながら必ず抽選で当選できる裏技や魔法はありません。
だからと言って、最初から「当選はムリ」「間に合うはずがない」と諦めてはいけません!

狙い目の案件を見つけて、応募するアクションをたくさん起こせば、当たる確率は上がっていきますし、先着式もちょっとしたコツを抑えて申し込めば、間に合う可能性が上がります。
サイトの当選自体をコントロールすることはできませんが、自分の行動はコントロールできます。できることを地道にやり続けていけば、きっと当選に近づけるでしょう。

今回の記事を読んで、複数サイトに登録する重要性がわかったと思います。
その複数サイトの1つとして、不動産クラウドファンディング「投活(トウカツ)」に登録しませんか?

 ▼不動産投資コンサルティング       ▼不動産クラウドファンディング
▼不動産投資コンサル    ▼不動産クラファン