史上最長の10連休のゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしたか?
長かった連休の最終日は例年以上に、「仕事に行きたくない!TT」と思われた方は多いはず。
世の中には、会社に行かず働かずとも収入を得てで生活する人がいます。
今回そんな夢の不労所得生活を実践している方の収入源や一日のスケジュールなどをまとめてみました。
また初心者でも、たくさんのお金を投資しなくてもできる代表的な5つの稼ぎ方もご紹介。
最後には不労所得で生活するためのコツや注意点もお伝えしています。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.不労所得だけで実際に生活している人たち
世の中には不労所得だけで生活している人は実際たくさんいます!
1章では中でも夢の不労所得生活をしている3人の方をご紹介します。
1-1:実質セミリタイア中「20代怠け者」さん
20代の頃にお父様の退職金で投資信託を始められた「20代怠け者」さん。
2017年12月の時点では資産総額が約1330万円で、メイン収入以外にも数千円の不労所得の収入をいくつかお持ちとのこと。
ブログを運営しながら書籍も出版されており、プロフィールを拝見すると以下のような不労所得があるようです。
・投資信託株の配当金
・ブログ収入
・書籍の印税
・電子書籍
・YouTube
・ストックフォト
・仮想通貨のマイニング
20代怠け者さんが言うには、ブログはフリーランスとしての仕事であることからリタイアとは言えないとのことですが、とはいえブログと投資信託だけで27万円もの収入があるなら生活費の確保は問題なさそうです。
そんな20代怠け者さんの一日がどのようになっているのか見てみましょう。
実際にメイン収入の為に動いた時間は4時間ほどですから、セミリタイアと言えなくもないでしょう。
今が完全なリタイアでなくても、不労所得の額を伸ばせれば完全なリタイアができそうです。
1-2:超節約派でアーリーリタイアを目指す「じんたん」さん
現在31歳で年収が900万を超えている「じんたん」さん。
純資産は5000万円ほどあるとのことで、現在もサラリーマンは続けていらっしゃいますが、29歳で不労所得が毎月の支出を上回ったことにより「経済的自由」を宣言されています。
実際、直近の収支報告の記事を拝見すると株式の配当だけで既に20万円を超えており、他にも不動産もお持ちとのこと。
不労所得の額からして、高額な給与を貰って投資してきたのかと思いきや、ブログの自己紹介で報告されているのは月収40万円。
むしろ、毎月の支出が10万円以内という超節約生活が功を奏しているようです。
30代でリタイアを目指すと仰っていることから、そろそろ退職も考えられているかもしれません。
運営されているブログでは株関連の話題に加えて、節約術やリタイアに関する哲学的なお話など。
また、じんたんさん個人の日記のような記事もありますので、不労所得を得る生活がどのようなものか気になる方は一度ブログをご覧になられてはいかがでしょうか。
1-3:月300万円の不労所得!「ITボーイ」さん
2016年にブログの更新が止まっていますが、毎月の不労所得が300万円になったという「ITボーイ」さん。
現在はTwitterを主に活用されているようです。
プロフィールやブログ記事ではあまり詳しく語られていませんが、アフィリエイト収入を不動産と株へ投資され、他にもアパート3棟と戸建て2軒を所有。
結果、年間家賃収入がなんと1000万円超とのこと。
事業を法人化されているため、ITボーイさんもまた「リタイアではない」とご自身で仰られていますが、ブログ内で紹介されている一日の過ごし方を拝見したところ、以下のようになっています。
やはり長時間働くことはされていないようです。
実際には他の時間にも何かされていらっしゃるかもしれませんが、1日のメインが以上なのだとしたら、有意義な時間を過ごしていらっしゃいますね。
ITボーイの不労所得でセミリタイア (現在閉鎖されています)
2.1万円から始められるおすすめの不労所得5選
不労所得を稼ぐ方法は数多くあります。
2章ではその中でも初心者の方でも始めやすい、 「1万円からでも始められるおすすめの不労所得の作り方」を5つご紹介させていただきます。
2-1:株・投資信託
株や投資信託という言葉はご存知の方も多いかと思いますが、基本的な仕組みをご説明します。
株の不労所得というのは、気に入った会社の株を購入すると貰える「配当金」の事を指します。
株を購入すると、購入した時のお金は株を発行した会社の事業に使われます。
その結果、会社が得た利益は、配当金という形で株の持ち主に対して支払われます。
但し、支払われる配当金は株の保有量によって平等に配分されます。
そして投資信託は、株や債券、不動産と言ったものなどへの投資をプロに任せて運用するもの。
例えば6万円分の投資信託を購入したとすると「株2万円、債券2万円、不動産2万円」というように、投資のプロである投資信託の運用会社が代わりに投資してくれて利益を出します。
最終的に投資信託の運用会社が得た利益は購入した人に分配されるという仕組みです。
では、実際に株や投資信託で不労所得どのくらい稼げるか、稼ぐためまでに必要な期間を見てみましょう。
【いくら稼げる?】
月換算で数円~数十円 【稼ぐまでにかかる期間】 1ヶ月~1年 【向いている人】 ・余裕資金で投資ができる人 ・月にコツコツと投資をしたい人 ・価格の上げ下げがあっても焦らないでいられる人 ・老後資金などの長期的な運用をしたい人 |
株や投資信託の分配金が支払われるのは、購入する種類ごとに年数回や毎月といったように決まっています。
また、上記にご紹介したものは「最低購入額」に対する一般的なものです。
例えば1株30円で購入した株の配当金が年2回であれば「30円×2回÷12ヶ月」で月5円の稼ぎとなり、
10株持っていれば50円、100株持っていれば500円ということになります。
また、株や投資信託は価格の上げ下げがあります。
初心者の方などは、毎月少額で株を購入する「るいとう」や、同じく毎月1万円ずつからでも積み立てができる「積立投資信託」などでコツコツ投資してみても良いでしょう。
2-2:ブログ収入
ブログによる不労所得は、始めたブログの人気が出ると安定的に収入を得ることが可能です。
収入を得るのですから、役立つ記事や面白い記事を書かなければいけません。
実際にブログ収入だけで月収100万円を超えている方をご紹介しつつ、どのような記事を書かれているのか見てみましょう。
ブログを運営されているは「あめのは」さん。
2年の間に500記事を書いたという努力をされてた結果、2016年にブログの月収が10万円を超え、その数か月後には月収30万円を達成しています。
では、ブログ収入による不労所得でどのくらい稼げるかなどをご紹介します。
【いくら稼げる?】
0円~数十万円 【稼ぐまでにかかる期間】 数日~数か月 【向いている人】 ・仕事や学校などで得た専門的な知識を持っている人 ・面白い記事を書くのが得意な人 ・知っている知識を人に伝えたい気持ちがある人 ・継続して記事を書き続けられる人 |
稼げる額は、そのブログの人気度合いにより違います。
数カ月間収入がゼロということもありますし、あめのはさんのように月に数十万円を稼げることもあります。
ブログで書く内容は、自分の得意な事だけでなく物語や趣味についてなどでも問題ありません。
書き続けるうちに参考にしたいという人が必ず現れます。
また最近では、ブログを書くことで仮想通貨を得ることができる「nemlog」「ALIS」といったおもしろい サービスも出てきました。
ブログは自分から情報を発信するチャネルですので、あまりに中身のない記事を書くのは良くありません。
日記を書くつもりで今からでも少しずつブログを書いていけば、思わぬ不労所得に繋がるかもしれません。
2-3:クラウドファンディング
続いてご紹介させていただくのは「クラウドファンディング」です。
クラウドファンディングは多くの個人から出資を募り、その資金で事業や投資を行って得られた利益を出資者に分配するというサービスです。
中には、出資した代わりに新商品が送られてくる購入型のクラウドファンディングもあります。
具体的に、クラウドファンディングにどのような種類があるのか見てみましょう。
クラウドファンディングで不労所得を得るには、上図の「投資型」や「融資型」のものに投資する必要があります。
では、クラウドファンディングを始めるのに必要な資金や稼げるまでの期間は以下をご参考になさってください。
【いくら稼げる?】
1万円を投資したとして月に30~80円 【稼ぐまでにかかる期間】 1ヶ月 【向いている人】 ・新しい投資に挑戦してみたい人 ・余裕資金で投資ができる人 ・1年くらいは使わない資金がある ・定期預金より高い利率の商品を探している ・日々価格が変動する商品は苦手な人 |
クラウドファンディングも株や投資信託と同じように、最低投資額に対して得られる収入は少ないです。
とはいえ、10万円や100万円を投資すれば上記の利益も10倍、100倍ということになります。
余裕資金をお持ちならクラウドファンディングへの投資を検討してみても良いでしょう。
2-4:YouTube
ご存知の方も多い「YouTube」も不労所得の一つにすることができます。
但し、ブログ収入と同じように、YouTubeで不労所得を得るためには、スマホなどで動画を撮影、編集を行ってYouTubeにアップする必要があります。
アップした動画はCMが流れた後に再生され、最初に流れたCMの広告収入が自分に入ってくるという仕組みです。
昔と違って今は厳しい世界であるようですが、現在のYouTube事情を調べたところ、得られる収入や不労所得になるまでの期間は以下のようになっています。
【いくら稼げる?】
月に数百円~数万円 【稼ぐまでにかかる期間】 数か月~1年以上 【向いている人】 ・動画を撮影したり編集するのが好きな人 ・料理やゲームなどの自分の趣味や得意分野の情報を発信したい人 ・コツコツ作業できる人 ・表現力のある人 |
得られる収入の額は再生回数によりますが、一般的に1再生あたり0.1円と言われることもあれば、それ以下、それ以上と言うこともあります。
再生回数も1万回を優に超えるものもあれば、数百回というものもあり、やはり作成する動画の質により収入は変わるということは覚えておいた方が良いでしょう。
2-5:不動産投資
さて、最後にご紹介させていただくのは「不動産投資」です。
不動産投資をよくご存じないという方もいらっしゃるかと思いますので分かりやすくご説明いたします。
現在賃貸住宅に暮らしている方は家賃を支払われているかと思います。
大家さんにとって部屋を貸す代わりにもらう家賃が不労所得になります。
家賃7万円が得られる物件を所有すれば毎月7万円の不労所得、10万円の家賃なら毎月10万円の不労所得が得られるということです。
しかし、不動産を所有するなら高額な購入資金を持っていなければ購入できません。
そこで利用したいのが、銀行のローンです。
最低10万円ほどの頭金さえ用意できれば、物件の購入費用を貸してくれる銀行もあります。
物件の購入後は、得られる家賃からローンを返済していき、ローンを支払い終えたら家賃収入がまるまる不労所得になります。
では、それを踏まえてどのくらいの不労所得が得られるのかなどを見てみましょう。
【いくら稼げる?】
月に数千円~数万円(物件により10万円を超えることも) 【稼ぐまでにかかる期間】 1ヶ月 【向いている人】 ・不動産に興味がある人 ・毎日の価格の上げ下げを心配したくない人 ・不労所得だけでなく将来的な資産も残したい人 ・小口投資ではなく、まとまった収入を得たい人 |
不動産による不労所得は入居者あってこそですから、賃貸の需要があるエリアや、購入額に対して家賃の高い高利回りの物件を探すようにしましょう。
とはいえ、不動産による不労所得は価格の上げ下げで悩まされることもなく、毎月数万円以上の不労所得を安定して得られるのがメリットです。
ここまで、不労所得を得ることに関してあまり詳しく知らないという方の為におすすめの不労所得の作り方を5つご紹介させていただきました。
ご紹介したもの以外にも不労所得を作る方法というのはたくさんありますので、「もっと知りたい!」という方は以下の記事もご参考になさってください。
3.不労所得で生活するためのコツと注意点
満足の不労所得を得るためには、大きめのお金が必要や才能が必要だと思われる人も多いと思います。
しかし、最初にご紹介させていただいた方々も最初から大きな不労所得を得ていたわけはなく、コツコツと努力を積み上げてきた結果です。
最後に不労所得で生活できるようになるためには、どんな心構えが必要かみていきます。
3-1:早めに行動して継続する事!
一つの不労所得で月1万円を得ることですら一朝一夕にはできません。
やはりコツコツとした努力をして、徐々に不労所得の額を増やす必要があります。
とはいえ、前述の5つの不労所得で毎月1万円ずつでも稼げるようになれば、全部で毎月5万円ということになります。
特に不動産収入は月に1万円以上稼げることが多くありますので、それだけでも毎月10万円近くの不労所得が得られる可能性もあります。
まずは継続して不労所得を増やす努力をすること。
例えば不動産収入で月7万円、それ以外で月10万円、更に余裕があれば不動産を買い増すことで月7万円を得られるようになります。
その結果、毎月の不労所得24万円という普通に生活できるレベルに達することができます。
上記を達成するためには、まず早めに行動を開始して、今のうちから少しずつ努力を積み重ね、継続していくことが大事です。
3-2:働かないという選択はしない
投資の世界ではリスクを軽減するために「分散投資」という言葉が使われますが、これは収入についても同じことが言えます。
不労所得を得られるようになったら、会社をやめて悠々自適に生活したいと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、これは収入源を一つ減らしていることと同じです。
仮にいくつかの不労所得を得られるようになったとしても、何らかの仕事には就いておいた方が良いでしょう。
現在の世の中は日々目まぐるしく変化するようになりました。
不労所得を作っても、各ルールや法律の変更、事件や悪質な人の行為により不労所得が得られなくなることは十分にあり得る話です。
事実、過去にユーチューバーとして生活していた方がYouTubeの規約変更により収入が激減したということもありました。
一番良いのは、適度に働きながら不労所得も得るということです。
不労所得を得ている多くの人が未だに会社員や事業を行っているのも、「不労所得だけで本当に生活できるか?」という不安が完全に取り除けていないという理由があるからなのです。
3-3:税金はしっかり納めよう
不労所得を得るようなると、所得税や住民税を自分で申告して納税しなければなりません。
株などは特定口座の開設により申告が不要ですが、不動産収入やクラウドファンディングなどは申告が必要です。
仮に無申告のままでいると
無申告加算税として5~20%(修正申告の時期による)、納付期間内に納めない場合は不納付加算税として5~10%、延滞税として7.3% or 14.6%など、
合わせて17.3~44.6%の税金が本税に加算されます。
更に悪質な隠ぺいと判断されると重加算税で35% or 40%が加算されることもありますので、不労所得を得られるようになっても、税金だけは必ず納めるようにしましょう。
3-4:「節約」をする
そしてもう一つ、不労所得だけで生活するのに大事なことは「節約」です。
これまでに不労所得を得て生活している方のブログを多く拝見しましたが、多くの方が「節約」を実践しています。
最初にご紹介させていただいた「じんたん」さんも、月の支出が10万円とかなり低い水準にありました。
逆に言えば、最低10万円の不労所得を得ていれば生活はできるということになります。
不労所得だけで生活できるに越したことはありませんが、老後資金やいざという時の為に、できるだけ節約して手元にお金は残しておくべきです。
不労所得を得た後の贅沢を前提とするのではなく、将来的に必要になりそうなお金までを考慮して節約を心がけましょう。
3-5:「複利」の考え方を取り入れる
不労所得を得て生活するためのコツや注意点をいくつかご紹介させていただきましたが、不労所得を増やすスピードを少しだけ上げる「複利」という考え方があります。
複利というのは、1回目で得た利益を元本に上乗せして再度投資していき、2回目の利益も上乗せして再投資して…という手法です。
それに対して、毎回同じ額を投資して得られる利息や利益を「単利」と言います。
仮に1万円を7%の利率で10年間運用した場合に、単利と複利でどう違いがでるか見てみましょう。
複利の場合は10年で資産が倍になりましたが、単利の場合は10年で7万円の利益です。
複利というのは株や投資信託などの金融資産に使われることが多いのですが、不動産においても1軒目の物件でしっかり利益を出し、その利益を基に2軒目を買うということで「複利」を実践されている方もいます。
資産を増やすスピードを速めるには、複利は非常に有効な手段です。
もちろん、リスクの大きな投資商品に複利をそのまま適用しては、利益がまるまる無くなってしまうこともありますので、十分考慮した上で活用するようにしましょう。
まとめ
不労所得を得て生活するために、今回は以下のようなコツと注意点を最後に解説させていただきました。
・早めの行動と継続
・仕事は持っておくべき
・税金はしっかり納める
・節約する
・複利で考える
この中でどれが一番難しいかと言えば、最初の「継続」という部分かもしれません。
しかし、毎日大変な苦労をしながら続けていく必要はありません。
最初にご紹介した方々のブログにもあるように、「不労所得を得る」という事ばかりではなく、日々の努力の成果をブログで報告したり、投資やビジネスの見直しをしてみたりと楽しみながら行っています。
不労所得だけで生活するというレベルに達するには時間も努力も必要になりますが、まずは「楽しんでやれるもの」を見つける事から始めてみてはいかがでしょうか。
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