「インフレってなんだろう?」
「個人でできるインフレ対策ってどんなものがあるんだろう?」
「インフレへの対策や資産を守る方法が知りたい」
インフレが続くとモノの値段が上がり、「生活は大丈夫かな?」と心配になりますよね。
そんな心配しなくていいように、いまからインフレに備えて準備することが大切です。
この記事では、インフレとは何かからインフレ対策までを解説しています。
この記事を読み終えると、現状抱えている不安が解消でき、インフレに備えてなにをすべきかがわかります。
本記事では、下記の内容を解説します。
■個人でできる物価上昇対策
■そもそもインフレってなに?
■インフレに効果的な資産運用
目次
1.個人でできる物価上昇対策
はじめに、インフレに備えて、個人でも今からできる対策についてみていきましょう。
家庭でできる対策
インフレに備えて、家庭でできる対策には、主に下記のようなものがあります。
・食費
・電気代
・ガゾリン代
・その他消耗品
・携帯などの電子機器
上記の項目からもわかるように、普段わたし達が何気なくつかっているいろんなものが、インフレの影響を受けます。
そのため、インフレになると、物価が上昇し、家計に大きなダメージを与えてしまいます。
ですので、普段から家計簿などをつけるようにして、日々の支出を把握する必要があります。
ライフプランシートをつけることで、お金の流れも把握しやすいので、ぜひご利用ください。
※ライフプランシートは下記リンク先から、無料でダウンロードできますので、よろしければご利用ください。
≫ライフプランニング表テンプレートのエクセルでの作り方|人生設計シミュレーション
インフレは今後どうなる?
現在、日本では物の値段が上昇傾向にあります。
本来なら、インフレが起きると、金融引き締めがおこなわれ、インフレは緩やかに下降していきます。
ところが、コロナ禍の影響もあり、大規模な金融緩和がおこなわれ、金利が上がらないため、インフレが下降しません。
「インフレだと物価が上がって、景気がよくなるのでは?」と思われる方もいるかもしれません。
本来であればそうなのですが、新型コロナやロシアによるウクライナ侵攻などにより、世界情勢が不安定になっていることから、物価のみが値上がりし、景気が停滞しているのが現状です。
ただ、回復しないということではなく、景気は上昇から下降を繰り返しながら推移していきます。
しかし、記事執筆時点(2022年10月6日)では、新型コロナやウクライナ侵攻に終わりが見えず、世界情勢の今後について見通しが経っていない状況です。
今の現状からもわかるように、不安定な将来に備えて、どんな状況でも乗り越えれるよう、資産形成を考える必要があるんです。
2.そもそもインフレってなに?
インフレとはモノの値段が上がること
インフレとは、簡単にいうと、「モノの値段が上がる」ことです。
たとえば、現在自動販売機で130円で買える缶ジュースも、数年前は、100円で買えていました。
インフレと聞いて、悪いイメージを連想されるかもしれませんが、じつはそんなことなく、経済を発展させるためには、インフレも必要なんです。
モノの値段が上がるということは、モノを販売している企業の業績が上がるということでもあります。
そうなれば、そこで働く従業員の給料もあがり、給料が上がると家庭が裕福になり、お金をつかってたくさん買い物をするようになります。
そうやって、お金が回っていくことで、経済が活発になり、成長していくのです。
このように、インフレはなにもマイナス面だけではないことが、おわかりいただけたでしょうか?
インフレと円の価値について
インフレはモノの値段が上がることだけに、影響するわけではありません。
というのも、モノの値段が上がるということは、いままで100円で買えていたものが、130円出さないと買えなくなるということです。
つまり、モノの値段が上がるということは、お金の価値が下がるということでもあるんです。
たとえば、インフレになると銀行に預けている定期預金など、現金はその価値が下がってしまいます。
そのため、現金をもつより、インフレに強い資産に持ち替える人が増えているんです。
ただ、円の価値が下がるということは、なにもマイナス面だけではありません。
円の価値が下がるということは、海外では日本のモノの価値が下がるということなので、日本のモノが海外で売れやすくなるということでもあります。
そのため、輸出系の企業が繁盛します。
また、円安ドル高となり、外貨で資産形成をしている方は、資産が増えることにもつながります。
インフレ対策が必要な理由
景気には山と谷があり、交互にやってきます。
「それなら、今たえることができれば、インフレも終わるし、そんなに慌てなくてもいいんじゃないの?」と思われるかもしれません。
インフレ対策が必要なのには理由があります。
その理由には下記のようなものがあります。
・年金2,000万円問題への不安
・世界情勢の不安定からくる不透明な未来
・人生100年時代の突入により、老後資金への不安
今後、超高齢化社会へと突入するといわれており、2016年には一度ピークを迎えたと言われていますが、今後再び増加傾向に転じるとされています。
高齢者が増加し、それを支える若者が減少していくのでは、「老後の年金は大丈夫かな?」と不安になるのも仕方がありません。
そのため、他に頼らない、自分自身で資産を形成していくことが必要なんです。
3.インフレに効果的な資産運用
資産価値の低下から、将来に備える資産を確保するためには、インフレに強い資産をもつことが必要です。
株式投資
インフレに強い金融商品といえば、株式があります。
インフレだとモノの値段が上がり、モノを販売している企業の売上も伸びます。
企業の売上が伸びると、それにつられて、株価も上がるという仕組みです。
同じような仕組みで、投資信託なんかも効果的だといえます。
ただ、投資信託は自分で銘柄を選ぶことはできないので、プロに任せることになります。
「細かい計算なんて無理!」という方は、投資信託を検討してもいいかもしれません。
外貨預金
上記の「インフレと円の価値について」でも少しふれましたが、インフレは円の価値下落につながります。
円と外貨は相関関係にあり、円の価値が下がると、外貨の価値が上がるということになります。
そのため、円の価値が下がっている状況下では、外貨建ての資産が有利になります。
外貨建て資産には下記のような商品があります。
・株式
・投資信託
・外貨建預金
など。
「じゃ、今からはじめようかな」と思った方もいるかも知れませんが、インフレの影響で円の価値が下がってからでは、遅いんです。
投資全般にいえることですが、「安いときに買って、値上がりのタイミングで売る」が重要です。
すでに値上がった状態で買ったとしても、あとは価値が下がるだけなので、「高いときに買って、低いときに売る」ということになり、損失がでてしまいます。
不動産投資
不動産はインフレの影響を受けにくいといわれています。
その理由は、金や貴金属と同じように現物資産であるため、インフレや物価上昇の影響を受けにくいという特徴があります。
また、不動産と金や貴金属の違うところは、金や貴金属は持っているだけでは、なにも生み出しませんが、不動産は家賃収入を生みます。
金などの貴金属
不動産と同じように現物資産の一角が金や貴金属です。
お金の価値はインフレにより値上がったり、値下がったりしますが、金の場合はあまり変動しません。
過去にあった大きな世界情勢の悪化のなかでも、金の価値は下がるどころか、逆に値上がっています。
2020年にはコロナ禍による世界経済低迷の心配から、金の需要が高まり、金の価値は過去最高に達しました。
参考:田中貴金属工業年次価格推移より
まとめ
インフレが起こるとモノの値段が上がり、現金などの価値は低下します。
そのため、現物資産や海外資産を所有する人が続々と増えています。
現物資産の中でも、不動産は所有すれば家賃収入があり、売却すれば売却益が期待できるので人気です。
「そんなことをいっても、不動産投資ってどうやってはじめればいいの?」という方は、トラストの不動産投資セミナーにご参加ください。
セミナーでは初心者向けの不動産投資の仕組みから、運用方法を解説しています。
過去には、5年で年収1,000万円を実現したオーナー様のご登壇もあり、大変ご好評を頂いています。
トラストでは、定期的にメルマガで最新の物件情報やセミナー案内、ブログの更新情報を配信しています。
最新の情報は下記問い合わせホームから、簡単1分でできるメルマガ登録をどうぞ。
LINEお友だち登録からでも、最新情報をお届けしています。
トラストのご紹介
株式会社トラストでは、不動産投資を軸に10年間、オーナー様の資産運用・資産形成のお手伝いをしてきました。
これまでに、多くのオーナー様に好条件の物件をご紹介してきました。
ご購入したオーナー様からも、ご好評をいただいています。
不動産投資をザックリ知りたい方は、動画【1分で解説不動産投資とは?】でわかりやすく解説していますので、チェックしてみてください!
また当社では初心者向けに、もっと詳しい内容がわかる、セミナーを連日開催しています。
「効率的な資産運用の方法が知りたい!」
「老後が心配で今からできることはなに?」
「不動産投資についてもっと詳しく学びたい!」
そんな方はぜひ、セミナーに参加してみてください!
資産運用に役立つ知識を提供しています。
仕事が忙しい方には、オンラインからでも参加可能な、Webセミナーがオススメ!
トラストメルマガでは、物件情報やセミナー情報、ブログの更新情報を配信しています!
メルマガ登録で最新情報をお見逃しなく。